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かまぼこはなぜ板の上に乗っている? 「蒲鉾」の由来と「空板」の重要な役割を解説!【雑学】

今や、お弁当やおせち、茶わん蒸しやうどんなどで食卓に一般的となった練り物「かまぼこ」。

スーパーなどでは板の上に乗せて売られていますが、なぜでしょうか?

「かまぼこ」という名前の由来と、かまぼこ板のとても大事な役割について、まとめました。

そもそも「かまぼこ」とは?

かまぼこは、練り物(ねりもの)の一つです。

昔は、魚のすり身を棒状の竹に巻いており、その形が(ガマ)の穂に似ていることから、「蒲鉾」(かまぼこ)と呼ばれたそうです。

なお、そこから竹を抜き去ったものが、現在の「竹輪」(ちくわ)になります。

「竹輪蒲鉾」が現在の「ちくわ」となり、「板蒲鉾」は一般的に「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。

かまぼこの製法

タラやキスなどの白身魚を、頭や内臓などを取り除いて水洗いして白身部分のみ取り出します。

取り出した肉を脱水した後、石うすなどですりつぶし、砂糖や塩などの調味料を加えて練り合わせます。

これを成型して、水蒸気で加熱したり焼いたりするなど熱を加えて固めると完成です。

同じ過程でも、成型する形によって「かまぼこ」になったり「ちくわ」になったり「さつまあげ・てんぷら」になったりするのです。

かまぼこの場合、半円筒型にして板の上に盛りつけた「板かまぼこ」が一般的ですね。

どうして、かまぼこは板の上に載っている?

かまぼこ板は、「空板」(からいた) と呼ばれています。

では、どうしてかまぼこは空板の上に乗っているのでしょうか。

かまぼこの水分量を調節してくれるから

スーパーなどで一般的に売られているのは、「蒸しかまぼこ」です。

魚のすり身を蒸す時、高熱の水蒸気によって水分は吸収されます。

一方、加熱・冷却する時には、かまぼこからは水分が出ます。

この時、吸ったり出たりする水分を調整するはたらきをするのが、空板。

金属や樹脂ではなく、木材を使用するからこそ、かまぼこの品質や鮮度を長持ちさせてくれるのです。

成型に便利だから

もう一つの理由として、かまぼこを成型する時に便利ということも挙げられます。

まず、空板があることで、すり身に直接ふれることなく成型できます。

そして、底が硬い板なので、かまぼこを半円筒型にする時に、形を整えやすいというメリットもあります。

さらに、板がある方が持ち運びする際にも便利ですし、スーパーなどに並べて人の手が触れた時に形が崩れるリスクは減りますね。

おわりに

今回は、かまぼこと空板の雑学についてお話ししました。

ちなみに、空板は、昔は杉の木がよく使われていたのですが、近年はアメリカ産のモミの木で作られていることが多いそうです。

最近はDIY(Do It Yourself. 自分でものを作ること)が流行っており、かまぼこ板を捨てずに再利用して、まな板やインテリアの木製プレートを作れるとのこと。

かまぼこにとって重要な役割のある空板、せっかくなので大事に使えると良いですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、かまぼこはなぜ板の上に乗っている? 「空板」の重要な役割を解説!でした。