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お刺身に添えられる花の意味や効果は? 食用菊の食べ方や栄養について

飲食店でお刺身定食を注文したり、スーパーでお刺身を買ったりすると、黄色い花が添えられていますよね。

あれはどんな意味があるのでしょうか? そもそも食べても良いものなのでしょうか?

食用菊に関する食べ方や栄養についてまとめました!


お刺身の花は食用菊!

お刺身に薬味として添えられる黄色い花は、食用菊です。

食用菊は、古来から中国で漢方薬に用いられる菊を、苦みを少なく品種改良されたものです。

お醤油を入れる器に菊の花びらを散らしてお刺身と一緒に食べると、菊のほのかな香りと食感を楽しめます。

(ヘタは苦いので、そのままは食べない方が良いですよ)

実は、香りと彩りを添えるだけではありません。

食用菊にはどのような栄養があるのでしょうか。

食用菊は解毒作用がある!

食用菊には、実はビタミンやミネラルが多く含まれています。

また、食用菊には生体内の解毒物質「グルタチオン」の産生を高めることが発見されています。

「グルタチオン」は抗酸化成分であり、老化の原因となる活性酸素を還元する(=消去する)はたらきがあります。

さらに、肝臓では、毒物や異物と結合して腎臓に送り、体外に排出するという解毒作用もあります。

これにより、生魚を食べて食中毒になる可能性を抑えてくれるのです。

食用菊はポリフェノールなど栄養豊富!

食用菊にはポリフェノールである「クロロゲン酸」や「イソクロロゲン酸」が含まれています。

これらのポリフェノールは、抗酸化作用が強く、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

よって、生活習慣病の予防アンチエイジングの効果が期待できます。

蚊取り線香の成分は除虫菊のピレトリン


ちなみに、「除虫菊」(シロバナムシヨケギク)には、「ピレトリン」という天然の殺虫成分がふくまれています。

蚊取り線香などの殺虫剤の主成分は、ピレトリンに似た化合物「ピレスロイド」です。

これらは害虫の神経に作用し麻痺される効果がありますが、ほ乳類や鳥類の体内では分解されるので影響は少ないのです。

ネットでは、「食用菊には殺虫剤と同じ効果があるので刺身のツマに用いられる」という表現をよく見かけます。

正確には、食用菊は殺菌・抗菌作用であり、除虫菊には殺虫作用があります。

食用菊と除虫菊は別物ですので、注意してくださいね。

おわりに


今回は、お刺身に添えられる「食用菊」のはたらきや栄養についてまとめました。

最近はプラスチックの模造品で代用することも多くなり、見る機会も減りましたね。

一度に食べる量は多くないので すぐに健康になるわけではありません。

ですが、今度からお刺身を食べる時に食用菊を見つけた際には、

「そういえば体に良い成分が多いんだったな」

と思い出して、食べてみてくださると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、お刺身に添えられる花の意味や効果は? 食べ方や栄養についてまとめ でした!

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(参考リンク)
旬の食材百科「食用菊の栄養価と効用」

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