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日本の首都はどこ? 法律上は東京ではない理由を解説!【雑学】

日本の首都はどこですか」と聞かれたら、多くの人は「日本の首都は東京です」と答えますよね。

しかし実は、法律上では日本の首都は東京であると言われていないのです!

実際に法律の文章を確認して、「首都」の意味について解説します!

日本の首都は東京?

多くの人は「ドイツの首都はベルリン」「アメリカの首都はワシントンD.C.」のように、「日本の首都は東京」だと思っているでしょう。

小学生の時に社会の授業で、そのように習った気がしますよね。

ですが、「日本の首都は東京」だと具体的に定めている法令はないんです。

まず、日本の首都について関連のある法律について見てみましょう。

「首都」について触れている法律

日本の法令で最初に「首都」という表現を用いたのは、1950年に公布された『首都建設法』です。

この法律には、次のように書かれていました。

第一條
この法律は、東京都を新しく我が平和国家の首都として十分にその政治、経済、文化等についての機能を発揮し得るよう計画し、建設することを目的とする。

東京都を首都として計画・建設する」としっかり書かれています。

しかし、この『首都建設法』は1956年に廃止されました。

「首都圏」は間違いなく東京

同じ1956年に『首都圏整備法』が制定されて、引き継がれました。

こちらは、政治や経済の中心として首都圏の建設・発展を目的とする法律で、現在もあります。

第二条
この法律で「首都圏」とは、東京都の区域及び政令で定めるその周辺の地域を一体とした広域をいう。

注目していただきたいのは、「首都」ではなく「首都圏」と書かれている点です。

「東京のまわりが首都圏だよ!」とは書かれていますが、「東京が首都だよ!」とは書いていないのです。

ちなみに「首都圏」については、『首都圏整備法施行令』という法律でも説明されています。

確認すると、首都圏を「埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県及び山梨県の区域とする」とされています。

また、『首都直下地震対策特別措置法』という法律が2013年に成立しました。

こちらには、「東京圏(東京都、埼玉県、千葉県及び神奈川県の区域並びに茨城県の区域のうち政令で定める区域をいう。)」と書かれています。

やはり、首都圏が東京の周辺であることは間違いありませんね。

本当の日本の首都ってどこ?

「首都」という言葉の意味を『広辞苑 (第六版)』で調べると、

その国の中央政府のある都市。首府。

と書かれています。

この定義で考えれば、国会議事堂・首相官邸や中央省庁・最高裁判所という「三権」の最高機関がそろっている東京が、やはり首都として最適かもしれませんね。

おわりに

今回は「日本の首都は東京であると法律上は定められていない」「日本の首都圏は東京の周辺である」ことを、実際に法律の文章を確認して確かめました。

最後に、法律ではありませんが、国会などの答弁で日本の首都について述べたものをご紹介します。

1979年、参議院の答弁にて「東京が日本の首都であるというそういう確信は、これは日本国民だれもが疑いなくそう信じていることであろうと存じます。」と言われました。

また、2018年、衆議院の答弁では「首都を東京都であると直接規定した法令はないが、東京都が日本の首都であることは、広く社会一般に受け入れられているものと考えている。」という発言もありました。

日本人の一般的な認識としては、やっぱり「日本の首都は東京である」とされているんですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、日本の首都はどこ? 法律上は東京ではない理由を解説!

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