あおみなの雑記

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なぜトローチには穴が開いているの? トローチの効果・成分と正しい服用方法を解説!

風邪をひいた時などに処方される、トローチはご存知でしょうか。

トローチはどうして穴が開いているの? 途中で飲み込んだりかみ砕いても良いの?

そんな疑問を解決するため、トローチの効果と成分、正しい服用方法、穴が開いている秘密についてまとめました。


そもそもトローチとは?

風邪を引いたり喉が痛かったりするとき、薬局で処方されるのがトローチです。

一番メジャーなトローチは、「ヨーグレット」や「ハイレモン」のようにシートに入っており、青い「フエラムネ」のような形をしている、まるでお菓子のような錠剤ですね。

トローチとは、医薬品の規格をさだめている厚生労働省の「日本薬局方」によると、

トローチ剤は、口腔内で徐々に溶解または崩壊させ、口腔・咽頭などの局所に適用する口腔用錠剤である

と説明されています。

トローチの効果と成分

トローチには、主に二つのはたらきがあります。

  • 喉の荒れや痛み、腫れを和らげるはたらき

  • 細菌のタンパク質に作用して、口の中を殺菌・消毒するはたらき

トローチの成分は、うがい薬にも入っている複数の殺菌剤や抗生物質と、胃薬軟膏にも用いられる「アミノ安息香酸エチル」などがあります。

トローチの正しい服用方法について

トローチはどうしてドーナツのようにが開いている形状なのでしょう。

実は、さきほどの「日本薬局方」には、トローチのもう一つの定義が書かれています。

本剤は、服用時の窒息を防止できる形状とする

トローチは「口腔内で徐々に溶解または崩壊させ」るという説明のとおり、本来は飲み込んだり噛み砕いたりせずに口の中で溶かすものです。

さきほど、トローチの成分に「うがい薬」や「軟膏」と同じものがあると言いましたが、これらは喉の粘膜や体の皮膚に直接はたらくものですよね。

トローチも、ほかのお薬のように服用して成分がはたらくのではなく、成分が口の中や喉に直接的にはたらきかける必要があるので、口の中で時間をかけて溶かす方が効果はあるのです。

ですが、トローチは口の中で溶けるのに長時間かかるので、誤って飲み込んでしまっては危険です。

小さすぎるとすぐに飲み込んでしまいそうですし、大きすぎると溶けるまでに時間がかかるし間違えて飲み込むと危険……。

そんな悩みを解決するのが、あのドーナツ状の形なのです!

トローチの穴と形のメリット

ドーナツの形は、中心に穴が開いている分だけ直径が大きくなるので、飲み込みにくくなります。

穴が開いている円盤状なので、つるっと飲み込んでしまう可能性は減るし、舌や歯で固定することもできます。

そして、表面積は大きくなるので、それだけ唾液によって溶けやすくなり、有効成分が口や喉にしっかり広がります。

さらに、穴が開いているので、もし誤って飲み込んでしまって喉につまっても、空気が通るので窒息する可能性は減ります

おわりに

今回は、トローチ効果成分正しい服用方法形状についてまとめました。

トローチに穴が開いている理由には、ちゃんと意味があったんですね。

(Wikipedia 『トローチ』より引用)

ちなみに、最初に「トローチはヨーグレットやハイレモンのようにシートに入っている」と書きましたが……。

よく見る青いトローチを製造しているのは、ヨーグレット・ハイレモンと同じ明治ホールディングスです。

トローチのシートにも "明治" "meiji" と書かれているので、探してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、なぜトローチには穴が開いているの? トローチの効果・成分と正しい服用方法を解説! でした。